合同会社設立手順:IT屋さんでもわかる1円起業(改訂版)

合同会社, 会社設立手順, 登記申請

08:50:31, by dozo Email , 5 words, 6522 views   Japanese (JP) del.icio.us

1円でカンタンに起業できます!!

なんてのは嘘っぱちである。
始めにいっておくがね。

(ノ・・)ン。。。。。。(((●コロコロッ

会社設立申請も済んで現在は補正待ち状態。
ここでもう一度、合同会社の設立手順をおさらいしておこう。
ここを読んで会社設立した方の参考になれば幸いである。


さて、冒頭のことだが正確には少し違う。
正確に言うと”カンタン”の感覚が、
イッパンピーポーと行政書士・司法書士、法務局員さんたちと大きく開いていると言うべきだ。
何も知らないところから会社を立ち上げる人は、
”めちゃめちゃ面倒くさい” => ”面倒くさい”
になっただけと自覚し覚悟して設立するように。

とはいえ、
合同会社を設立することで、
税金的に個人事業主より有利になるわけだから、
頑張って設立しましょう。


また、一円起業などという言葉が横行しているが、
決して1円で会社が作れるわけではない。
起業申請するために10万円以上、
会社運営のために+αは用意するように。



以前の記事、合同会社設立手順で設立手順を書いたが、
これにはかなり抜けがあった。
というより、手続き申請するために二次的に必要になるものが含まれていない。

合同会社(LLC)設立手順

  1. 事前準備(会社の概要を決める。)
  2. 法務局で商号調査と事業目的の確認をする
  3. 会社の代表印を注文する
  4. 市区町村役所で印鑑証明をとる
  5. 印紙を購入する
  6. 定款を作成する※公証役場での定款認証は不要!
  7. 金融機関へ資本金の払込みをする
  8. 銀行への払込を証明するものを用意する
  9. 会社設立に必要な書類を作成する
  10. 法務局へ登記申請をする
  11. 会社設立完了
  12. 税金関係と社会保険関係の届出を出す
は忘れがちなもの。


といった感じか。
後手後手に取得したため、
やたら時間がかかった。
まるでRPMの依存モジュールがインストール作業中に見つかったときのように。



では、順を追って解説していくとしよう。
詳しい内容は別記事にして、
この記事では簡単な説明と言った具合で。
ちなみに読み飛ばし厳禁なので、
設立を考えている人は目を皿のようにして一字一句読むように。

[More:]


●事前準備(会社の概要を決める。)
なんの会社にするかをあらかじめ決めておく。
事前準備に関してはこちら↓を参照。
合同会社設立事前準備



●法務局で商号調査と事業目的の確認をする
事前準備で決めた商号、事業目的を調査する。
事前準備で決めた内容をメモしたものを持参し法務局の相談窓口に行く。

会社法改正で類似商号規制が廃止になったため、
必ずしも必要ではないわけだが、
ついでの用事もあるので下見がてら行ってみるとよい。
このとき忘れてはならないのが、
合同会社設立申請書類印鑑届書をもらうこと。

注意することは”申請窓口”ではなく”相談窓口”に行くこと。
法務局の申請窓口は”申請書類を提出する”以外なんの役にも立たないのだ。
相談窓口にある順番待ち用の受付カードを取って待ち、
順番が来たら「商号調査したいんですが。」「合同会社設立申請書類と印鑑届書ください」と言おう。
(これ重要)


●会社の代表印を注文する
類似商号調査が終わったらその名前の会社の代表印、銀行印、角印を注文する。
会社の代表印に関してはこちら↓を参照。
はんこ、印鑑。会社用はいろいろ。




●市区町村役所で印鑑証明をとる
車や家をお持ちの方は印鑑登録をしたかと思うが、
それ以外の方は登録が必要。
自身が住んでいる市区町村ではなく、
会社を設立するときにオフィスを置く市区町村の役所へ行き、
印鑑登録を行い、印鑑証明を貰う。
(即日登録・即日発行、一枚300円)
印鑑カードが作れるところもあるので一緒に貰っておくと良い。(追加料金はない)
この時に登録した印鑑を申請書類で利用する。



●印紙を購入する
郵便局に行き、収入印紙を購入する。
法務局は”会社設立申請書類を提出する場所”であって
”会社設立手続きができる場所”ではない。
なので法務局で印紙を買おうとしても、
代わりに郵便局に買いに行くだけで全く役に立たない。
こちらから郵便局へ出向き印紙を購入する。
必要な印紙は6万円と4万円のものを用意する。
郵便局へ行き「額面が6万円と4万円の印紙をください」と言おう。
ただし、出資金の0.7%が6万円を超える場合は、
その額の印紙が必要になる。
なので、出資金が1000万円の場合は、
7万円と4万円の印紙が必要となるわけだ。



●定款(ていかん)を作成する
自身の会社の定款を作成する。
定款についてはこちら↓を参照。
定款(ていかん)作成。1人合同会社だけど。。


注意することは定款は”2部”作成する。
一つは保管用の表紙付きで上等なもの。
一つは提出用の紙っぺら。
”保管用”に(提出用ではない)購入した4万円の印紙を紙の中心部に貼り、
印鑑登録した印鑑で割り印(印紙と紙を橋渡しする感じで印鑑を押す)をする。
それを表紙・印紙・定款を冊子にして保管する。
提出用は単なる紙でよい。




●金融機関へ資本金の払込みをする
銀行に資本金を振り込む。
払い込んだことを証明する書面を作成するために必要。
ATMやWebでも良いが、
通帳がない人はATMでやることを薦める。
振り込んだときにでてくる明細書は捨てずに取っておく。

一円起業というぐらい、
資本金1円でも会社は設立できるが、
資本金1円では会社運営自体も難しいだろうから、
最低でも10万円ぐらいは必要だと思う。
そこは自身の事業と照らし合わせて考えよう。



●銀行の払い込み証明をとる
銀行に資本金が振り込まれているかを証明するものを用意する。
利用できる資料は”通帳のコピー”や”銀行・ATMなどの取引明細”。
”Web上の通帳の印刷”は微妙なのでやめておく方がよい。
新会社法の施行により払込保管証明書は不要となった。

振込名義人が書面の記載人と一致していなければならない。
証明書記載の日付から登記する日までの間に、
振込があった形跡が書かれてあるところ通帳記入し、
その部分のコピー用意する。
一人会社で本人名義の口座に資本金分の残高があったとしても、
一度資本金分の金額をおろし自分の名前を打って振込み、
その履歴が記載された通帳のコピーを用意する。



●会社設立に必要な書類を作成する
さて、そうこうしているうちに会社印も届いているはずである。
いよいよ必要な書類を作成する。
作成についてはこちら↓を参照。
合同会社の登記申請書類




●法務局へ登記申請をする
必要書類を作成したら、
いざ法務局へ。
何をするかというと、
作成した書類を渡すだけ。
・・・あっけないものである。
会社とは”紙”だなぁと実感する瞬間である。





これで無事登記完了!!
一週間から二週間後にもう一度法務局を訪れるわけだが、
それまではじっと待っていよう。

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